日本人アーティストがフス教徒の讃美歌「汝ら神の戦士」のカバープロジェクトに参加
23.09.2020 / 10:29 | Aktualizováno: 23.09.2020 / 10:51
チェコ共和国の歴史的都市であるターボル(Tábor)は今年、都市設立600周年を迎えます。この機会にフス派の讃美歌である「汝ら神の戦士」を新しいアレンジで紹介する取り組みを行いました。このプロジェクトには世界中から125人のアーティストが参加し、その中には日本人のアーティストもいます。讃美歌2020年バージョンはチェコと日本の外交関係樹立100周年に際してチェコ日の交流ともなっています。
チェコの第2の国歌とも言われる15世紀のフス派の讃美歌を演奏するこのプロジェクトには、6大陸、41か国のアーティストが参加しました。日本からは太鼓で影山伊作さん、エアロフォンで為実紗和さんが演奏しました。
フス派の讃美歌「汝ら神の戦士」の2020年バージョンはこちらからご覧いただけます。
アレンジしたアーティストの中にはジャズ界のアイコンであるケニー・ワーナー(アメリカ合衆国)、エミル・ヴィクリツキー(チェコ共和国)やボリウッドのプロデューサーであるクリントン・セレホ(インド)、グラミー賞にノミネートされたアーティストであるチャンドリカ・タンドン(インド/アメリカ合衆国)、モハメッド・アラキ(スーダン)などがいます。
何十人ものアーティストによってインスピレーションのライブラリは実現されました。音楽のジャンルもジャズ、メタル、ボリウッドポップ、カントリーからエレクトロまで幅広いバージョンの讃美歌を聴くことができます。
ターボル市長からのメッセージはこちらからご覧いただけます。