１．最長２年間の政府奨学金（2025/2026年度）

　チェコ共和国駐日大使館では、チェコ国内の国公立大学（詳細はこちらをご覧ください。大学リストもあります）における研究・勉学滞在のための奨学金への応募を、毎年受け付けております。今回、2025/2026年度のチェコ政府奨学生を募集いたします。チェコの国公立の教育機関における研究／留学滞在が対象で、定員は原則4名です。2年の期間は、1年（場合によっては10か月）に縮小することもできます。期間を縮小する奨学生が出た場合は、4名という枠がそれ以上に増える可能性があります。応募資格は、日本国籍保有者であって年齢が35歳まで、チェコ語または英語の十分な能力を有することなどです。応募用紙は、チェコ教育省の下記のページからダウンロードすることができます。

　2025/2026年度の応募締め切りは、2025年3月14日（金）です（3月14日必着です。消印有効ではありません）。

　主な留意点：
・芸術分野の専攻者は、あらかじめどこかの大学と事前の協定がない限りは、作品例を添付しなければなりません。
・奨学金の月額は、学士保有者が12,000コルナ、修士保有者は13,000コルナです。
・宿泊所は確保されていますが、宿泊費は奨学金の中から支払わねばなりません。
・添付書類には、次のようなものがあります ―― 履歴書、（もしあれば）出版された研究業績、学習・研究計画の詳細、指導教授または雇用主などからの推薦状2通、卒業証明書（あるいは在籍証明書）、成績証明書。各々、オリジナルとコピー計２部必要で、チェコ語・英語・フランス語・ドイツ語のいずれかの言語になっていなければなりません。
・交通費は支給されません。
・出願書類は、チェコの教育省ではなく、必ず東京のチェコ大使館に提出してください。

ただし、以下のコースでの勉学を予定されている方は、奨学金支給の対象外となります。
・英語で受講するカレル大学社会科学部（Faculty of Social Sciences, Charles University）の課程（ただし、学位の取得を目指さないコースの場合は対象）
・英語で受講する医学部の課程（博士課程を除く）
・英語で受講するプラハ芸術アカデミーの映像テレビ学部（Film and TV School of the Academy of Performing Arts in Prague）の課程
（いずれの学校も、チェコ語で受講する課程は、奨学金支給の対象です）

　この奨学金に関する詳細は、チェコ教育省の英語のページでご覧になれます。

　記入した申請用紙は、他の必要書類とともに、2025年3月14日（金）までに、駐日チェコ共和国宛（駐日チェコ大使館領事部・文化部 〒150-0012 東京都渋谷区広尾2-16-14）にお送りください（3月14日必着です。消印有効ではありません）。チェコの教育省に直接送っても受け付けられませんので、ご注意ください。

２．サマースクールの政府奨学金（2025年度の情報をアップしました）

　大使館では、チェコ国内の大学におけるサマースクールの奨学金への応募も、毎年受け付けております。奨学金が支給されるサマースクールは、例年、7月から8月にかけて、プラハのカレル大学、ポジェブラディのカレル大学準備コース（UJOP）、ブルノのマサリク大学、オロモウツのパラツキー大学、チェスケー・ブジェヨヴィツェの南ボヘミア大学、プルゼニュの西ボヘミア大学で行なわれます。定員は全部で10名です。応募資格は、18歳以上の日本国籍所有者であること以外、制限はありません。交通費は、支給されません。

　2024年度の応募の締め切りは、2025年3月12日（水）です（3月12日必着です。消印有効ではありません）。

　このサマースクールの奨学金に関する詳細は、次のチェコ教育省の英語のホームページでご覧になれます。応募用紙も、ここからダウンロードできます。
　Summer Schools of Slavonic Studies 2025

　応募者はチェコの教育省ではなく、必ず東京のチェコ大使館（〒150-0012 東京都渋谷区広尾2-16-14 チェコ大使館文化部宛－封筒に「サマースクール奨学金応募書類」と明記－）に提出してください。応募の際、 応募用紙のほかに、応募の動機を書いたレター（英語かチェコ語の作文のかたちで）、チェコ語の履歴書（必須ではありません。初心者の場合、英語も可。箇条書きの形でも構いません）を添付してください。

　奨学金審査に通った申請者および補欠の申請者には、大使館から連絡を差し上げますので、2025年3月31日までに改めて次のポータルから電子申請をしていただきます。
　https://www.studujnavs.gov.cz/aktivita/108

　自費による参加ももちろん出来ますので、各大学のホームページで一般的な情報や申請用紙をダウンロードして、お使いください。