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『憲章 77』 40周年記念講演会が開催されました
26.01.2017 / 03:29 | Aktualizováno: 21.04.2017 / 04:52
1月24日(火)ペトル・ブラジェク博士による『憲章 77』 40周年記念講演会が開催されました
憲章77は現代チェコ史の中で最も重要な出来事の一つです。1968年の「プラハの春」事件から約10年が経とうとしていた1977年、正常化体制下の人権抑圧に対する抗議、フサーク指導部が批准したヘルシンキ宣言の人権条項の順守を求める文書が作成されました。共産主義独裁政権の29年後、当局の人権の弾圧があったにも関わらず、多くの署名を集め、憲章77が生まれました。発起人には、後に大統領になる、ヴァーツラフ・ハヴェルもいました。
ペトル・ブラジェク博士は、歴史家で全体主義体制研究所教授であり、多くの書籍や研究発表を行い、また、チェコにおいて憲章77の大規模な展覧会を牽引しました。
講演会の最後には専修大学文学部教授の石川 達夫先生との対談も行われました。