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Photo: Velvyslanectví ČR v Tokiu / Embassy of the Czech Republic in Tokyo
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第30回チェコ語弁論大会を開催

2024年6月1日(土)、駐日チェコ共和国大使館は、チェコセンター東京の協力を得て、すでに30回目を迎えるチェコ語弁論大会を開催しました。その目的は、日本の皆様に広くチェコ語への関心を持っていただく一助となることにあります。

今年は、全部で12名の応募がありました。発表者は指定された4つのテーマの中から一つ、あるいは自由テーマを選び、約4分のスピーチを審査員の前で行いました。今年のテーマは、以下の通りでした。

チェコ音楽にまつわる私の最高の体験(今年2024年がチェコ音楽年であることに因んで)
チェコ語を学習していて私が楽しいこと
私のお気に入りのフランツ・カフカの本
私が生涯で一番驚いたこと
自由テーマ

スピーチの後、発表者が審査員からチェコ語で質問を受け、チェコ語で答える質疑応答の時間が設けられました。

それぞれの発表におけるチェコ語の知識のレベルの高さは顕著であり、観客と審査員を感嘆させました。発表者の中には、東京外国語大学のチェコ語専攻の学生だけでなく、チェコセンター東京のチェコ語講座を受講しながら自身でチェコ語を学んでいる方もいました。

出場者には、その成績に応じて、チェコと日本の企業、チェコ大使館、チェコセンター東京から副賞と賞状が贈られました。優勝したのは「私の好きなフランツ・カフカの本」のテーマでスピーチをした福嶋涼さんで、優勝者には翌年夏にチェコで開催されるチェコ語サマースクールの奨学金受給資格が与えられます。ご協力いただいたスポンサーの皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。

日本においてチェコ語は、決してメジャーな言語とは言えません。それだけに、チェコ語の上達に向けて精進されている出場者全員の努力と勤勉さに敬意を表します。

発表者の皆さん、ご参加ありがとうございました!

ギャラリー


Soutěž v českém jazyce 2024