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Photo: Velvyslanectví ČR v Tokiu / Embassy of the Czech Republic in Tokyo
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街角詩人ロボットの除幕式を挙行

2022年7月29日、渋谷区のBunkamura敷地内で、チェコ共和国のEU理事会議長国の活動の一環として、廃材から制作された「詩人ロボット」の除幕式が賑やかに行われました。このプロジェクトは、チェコの詩を通して、人間らしさと持続可能性を、東京のみならず、広く日本全体に問いかける取り組みです。

晴れやかに行われた除幕式には、駐日チェコ大使館のヴラジミーラ・ヒルシュ次席が出席し、大使の名代としての挨拶の中で、チェコ共和国のEU理事会議長国の活動の一環として行われる当プロジェクトの使命を強調しました。

式には他に、当大使館のルカーシュ・ズィーハ領事、チェコセンター東京の高嶺エヴァ所長のほか、ロボットのデザインと制作に携わった横浜美術大学の先生と学生さんたちが参加しました。廃材でできたロボットとその中に収められた詩は、持続可能な開発目標(SDGs)、エコロジー、進みつつあるデジタル化等のテーマに問題を投げかけています。

街角詩人ロボットは、大型複合文化施設であるBunkamuraの一画に、8月28日まで設置されています。その後、たまプラーザや横浜に移動します。ガチャガチャの要領でロボットに100円玉を入れると、出てくるカプセルには日本語に翻訳されたチェコの詩と、チェコの国樹であるボダイジュの種が入っています。

街角詩人ロボット

街角詩人ロボット

このプロジェクトはチェコ共和国のEU理事会議長国の活動の一環として企画されたものですが、昨年が、チャペックの戯曲『ロボット(R.U.R.)』で「ロボット」という言葉が使われてから100年だった事実にも着想を得ています。