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Photo: (@MZV)
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「藍染めの伝統技術」をユネスコ無形文化遺産登録に提案

ユネスコ無形文化遺産の委員会に「藍染めの伝統技術」が正式に提案されました。提案はチェコを含む中欧5か国共同で行なわれました。今後、ユネスコの委員会における審議を経て、正式登録の運びとなります。
 

「藍染めの伝統技術」は、現在も残る数少ない藍染め工房に伝えられているもので、18世紀のころよりほとんど変わっていません。それは、約20~30センチ角の木製や金属製の凸版の型(版木)を使った手押し染め(型染め)で、継ぎ目がずれないように版を押すには、高い技術と経験が必要とされ、一度に大量のプリントができる機械プリントとは異なり、すべてが手作業によるものです。模様の型押しに使われる防染剤には、各工房に独自の配合方法があります。

藍染作業

藍染作業

藍染め生地は地域ごとに特色のある民族衣装に仕立てられるか、あるいは、インテリアとして用いられてきましたが、最近、ふたたび藍染めの美しさが見直され、注目を集めるようになっています。

日本においては、ヴィオルカ(www.violka.jp)が、チェコの藍染め工房と独占契約し、販売を行っています。

チェコ共和国からは現在5つの無形文化遺産が登録されており、藍染めの伝統技術が登録となれば、スロヴァキア共和国と共同で登録された「人形劇」に続く6番目の登録となります。

 

連絡先:

ヴィオルカViolka

オンラインショップ: https://violka.handcrafted.jp/

ホームページ: http://www.violka.jp/