
大相撲の力士が大使館を訪問
15.02.2023 / 01:39 | Aktualizováno: 15.02.2023 / 01:43
2023年2月6日、駐日チェコ大使館を、今最も注目を浴びている二人の力士、若隆景渥関・若元春港関が、師匠の荒汐親方とともに訪れました。これほどの大物力士の訪問を受けたのは、当大使館としても初めてのことです。この訪問は、大相撲本場所の優勝力士にチェコ友好杯が授与されるようになって50周年を迎えたのを記念して実現しました。
チェコ共和国は、外国として初めて大相撲の優勝力士に賞杯を授与し始めた国として、大相撲の歴史の中でも特別な位置を占めています。その始まりは、1970年でした。それ以来、チェコ・クリスタルグラスの賞杯は、大相撲の取組と切っても切れない関係を持ち、この賞杯の授与が始まったことで、千年以上に及ぶ相撲の歴史に国際的な要素が加わったと申せましょう。その後続々と、メキシコ・モンゴル・アメリカなど、賞杯を渡す国が増えました。本来は、2020年に授与開始50周年を祝う予定でしたが、コロナのために果たせず、今年となった次第です。
十数社のマスコミ陣を前にした記者会見のあと、両関取と親方は、チェコのコース料理を賞味しました。どの料理もお気に召したようでしたが、特に、カルロヴィ・ヴァリ風クネドリーキを添えたグラーシュと、キャベツを付け合わせにしたじゃがいも焼きの味を褒めていらっしゃいました。
荒汐部屋からのお客様をお迎え出来たことは、当大使館にとって名誉であり、喜ばしいことです。両関取のこれからのご活躍に期待し、またお会いできる日を楽しみにしています!