プラハ・フィルハーモニア管弦楽団が来日
21.09.2021 / 08:57 | Aktualizováno: 21.09.2021 / 10:01
駐日チェコ共和国大使が後援するプラハ・フィルハーモニア管弦楽団の日本公演が無事開幕しました。指揮者レオシュ・スヴァーロフスキー氏のもと、9月18日から26日にかけて全6公演を行う予定です。
厳しい情勢下ではありましたが、プラハ・フィルハーモニア管弦楽団が来日し、日本公演が開幕しました。指揮者のレオシュ・スヴァーロフスキー氏は2014年からセントラル愛知交響楽団で首席指揮者を務めたのち、現在では名誉音楽監督となっており、日本でもよく知られている指揮者の一人です。
プラハ・フィルハーモニア管弦楽団は1994年に故イジー・ビエロフラーヴェク氏により創設され、その後、世界各地の有名な舞台で著名な指揮者やソリストと共演し、チェコの音楽の伝統を広めてきました。指揮者のスヴァーロフスキー氏とは、チェコ国内での公演に加え、オマーンのロイヤル・オペラハウスやシリアのペトラなどでも共演しています。今回の日本公演では、チェリストのサンティアゴ・カニョン=ヴァレンシア氏とピアニストの務川慧悟氏、反田恭平氏がソリストとして参加しています。演目はスメタナ、ドヴォジャーク、ベートーヴェン、ラフマニノフの曲で構成され、神奈川、東京、群馬、滋賀、愛知にて全6公演が予定されています。なお、本公演は駐日チェコ共和国マルチン・トムチョ大使が後援しています。
当館職員は光栄にも19日に東京オペラシティで行われた公演を鑑賞することができました。名曲の数々を素晴らしい解釈で演奏され、聴衆からは大きな拍手が送られました。