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Photo: © Bohemia Hop
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チェコ産ホップのプレゼンテーションがチェコ大使館で開催

チェコ農業省、チェコホップ組合、ボヘミアホップ社、ホップインスティテュート社、EATチェコ社の協力のもと、2019年6月14日にチェコ共和国大使館にて開催されました。日本のビール醸造所、クラフトビール醸造者に向けてチェコのホップに関するプレゼンテーションが行われました

当日は160人以上の来場者にお越しいただき、Kazbek、Sládek、Premiant、Angusといったまだあまり知られていない品種のホップを日本の醸造家たちにご紹介いたしました。来日した専門家ヤン・ヘルヴェルト氏より、イベントの中で様々な種類のビールを製造する際のそれぞれのホップの活かし方や違いについても説明がされました。会場では個々の来場者にもアドバイスを行いました。

また、会場ではZichovec, Volt, Matuška, Strahov修道院、Pioneer Beer Žatecといった醸造所のビールをテイスティングしていただきました。これらのビールはこのイベントのためにチェコから直輸入されました。

近年日本ではクラフトビールがブームとなっています。日本のクラフトビール醸造家の中にはチェコから輸入されたホップを使っている人もいます。これからそのチェコのホップが占める割合は年々増加することが予想されるでしょう。

チェコ共和国はアメリカ合衆国、ドイツに次ぐ世界第3位のホップ生産国です。チェコで生産されたホップの半分以上は外国へ輸出されます。日本は重要な輸出先となっています。日本へチェコのホップが日本に初めて輸出されたのは1907年、キリンビール社向けでした。アサヒ、キリン、サッポロ、サントリーといった日本の大手のビールメーカーはチェコホップの主要な取引先です。長きにわたり、チェコで収穫された30 - 40 %が卸されています。しかし、ジャテッツのチェルヴェニャークという品種のみです。最近では日本のビールメーカーは異なる品種で限定版ビールを製造しています。このイベントはチェコの様々な品種のホップを日本市場へご紹介できる良い機会となりました。

ギャラリー


Prezentace českého chmele