仮想現実や拡張現実（VR/AR/MR）技術は非常に魅力的で、多くの分野でダイナミックに発展しています。この展示会において、チェコはナショナルパビリオンという形で強い存在感を示し、この分野で革新的で興味深い企業を数多く擁し、日本市場に大きな関心を寄せている国として高い評価を受けました。今回の出展を含め、これら全ての出展は、チェコ外務省の経済外交プロジェクト、いわゆるPROPEDの枠組みで、チェコインベスト／チェコトレードの支援を受けて行われました。
XR技術（VR/AR/MR技術の総称）は、私たちの生活や社会を変革する技術として注目されています（メタバースやデジタルアバターなど）。 5Gネットワークの普及に伴い、XR市場は今後も拡大し、XRフェア東京も、製造、建設、不動産、ヘルスケア、エンターテインメントなど幅広い産業で活用できるXR製品・サービスを一堂に展示し、人気の高まりが予想されています。この関心の高まりは、45,000人以上の展示会来場者と943の企業・団体（うち76が外国企業）という出展社数を記録した今年の展示会の数字が証明している。 チェコブースは、この展示会に参加した3か国の公式ナショナルパビリオンのうちの1つでした。
初日晩にはXR総合展出展に関連したイベントが大使館で開催され、50名近くの関係者が訪れました。ヴラジミーラ・ヒルシュ次席が冒頭に挨拶し、続いて出展企業からそれぞれの製品や技術についての紹介がありました。セミナー後には懇談会も開催され、参加したチェコ企業は日本のパートナーと交流しました。
先日チェコ共和国イヴァン・バルトシュ副首相が来日した際にチェコからICT産業に特化したビジネス代表団も来日しました。特にゲーム産業やEスポーツといった分野にも注目が当たり、チェコゲームデベロッパー協会の会長と日本のコンピュータエンターテインメント協会との間で協力意思表明書を締結しました。