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Photo: pixabay
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経団連訪欧ミッション結団式に出席

2022年9月30日、マルチン・トムチョ駐日チェコ共和国大使と大使館の代表者は経団連訪欧ミッションの結団式に出席し、チェコ共和国の経済概要などを講演しました。訪欧ミッションは10月にチェコ共和国とギリシャ共和国を訪問予定で、結団式にはミッションの参加者が出席しました。大使館からはチェコ共和国が政治的・経済的に安定した近代国家であることが説明されました。

経団連の代表者は冒頭で、ロシアのウクライナ侵攻により、価値観を共有する国々の間の国際協力の重要性が再確認されるなど、国際的状況が変わったことについて触れました。その観点においても、欧州連合と日本の間で締結された日欧経済連携協定(EPA)を評価し、コロナ禍においても双方の貿易に寄与していることについて言及しました。ミッションのチェコ共和国への訪問はデジタリゼーションやグリーンテクノロジー関連においての更なる協力を模索し、関係を強化するためのものです。

トムチョ大使は自身の講演の冒頭でチェコ共和国と日本は2020年に外交関係樹立100年を迎えたこと、ビジネス、政治・安全保障、科学技術、学術、文化、スポーツ、建築等、各分野において両国は協力関係にあることについて触れました。チェコ共和国の首都プラハが欧州連合宇宙計画局の拠点となっていること、プラハ―東京間の直行便新設の可能性、ウクライナ復興に向けた協力の可能性についても紹介しました。

経済担当官からはチェコの経済状況、IT、エネルギー、航空宇宙といった有望な分野についてプレゼンテーションが行われました。両国のビジネス、投資状況やエネルギー安全保障やサイバーセキュリティ分野での課題について注目が集まりました。