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Photo: ©︎ Embassy of the Czech Republic in Tokyo
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駐日チェコ共和国大使館にてチェコワインマスタークラスを開催

駐日チェコ共和国大使館にて、チェコ共和国ナショナルソムリエ(チェコ国家ソムリエ)のクラーラ・コルラーロヴァー氏を講師に迎えたマスタークラスが三度開催されました。このイベントは、国際ワインコンペティション「サクラアワード」にチェコワインが出品したことを受けて行われたものです。今年は駐日チェコ共和国大使館もサクラアワードの公式パートナーに名を連ね、チェコ国家ソムリエのコルラーロヴァー氏が同コンペティションに審査員として参加しました。

2025年1月29日と30日、駐日チェコ共和国大使館にて、チェコ共和国よりナショナルソムリエのクラーラ・コルラーロヴァー氏を講師に迎えてチェコワイン(ボヘミアワインとモラヴィアワイン)のマスタークラスを開催しました。

このイベントはチェコ共和国農業省の支援のもと、チェコのナショナルワインセンター及びワイン基金、チェコ政府観光局の協力を得て実現しました。15軒のチェコワイナリーが紹介され、その内には商品がすでに日本に輸入されているワイナリーもあれば、現在インポーターを探しているワイナリーもありました。二日間のうちに計三回のマスタークラスが開催され、輸入商社や小売店の代表者、メディア、ソムリエ、ワイン愛好家など、総勢90名以上の方々にご参加いただきました。うち一つのマスタークラスでは、チェコワインと日本料理とのペアリングに焦点が当てられました。

クラーラ・コルラーロヴァー氏は、1月28日に行われた国際ワインコンペティション「サクラアワード」に審査員としても参加しました。サクラアワードはアジア最大のワインコンペティションに数えられ、今年から駐日チェコ共和国大使館も公式パートナーとして、サクラアワードと長年協力関係にある他のワイン生産国のうちに名を連ねることとなりました。今年の同コンペティションにはチェコからも31品のエントリーがありました。

日本におけるワイン消費量は年々増加しています。日本は世界第5位、アジアでは第2位のワイン輸入国でもあり、国内市場に出回っているワインの実に70%が輸入品です。しかし中東欧諸国のワインは、当該地域に対する消費者のなじみのなさやブランド認知度の低さ、西欧ワインおよび新世界ワインが優位を占めているといった理由から、日本市場への参入障壁に直面しています。

サクラアワードへのチェコワインの出品、及び同コンペティションとチェコ国家ソムリエとの接点創出は、大使館でのチェコワインマスタークラス開催と並び、チェコワインの日本市場参入を支援する取組みでもありました。

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