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Photo: ©︎Embassy of the Czech Republic in Tokyo
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2024年11月 チェコスピリッツに焦点を当てた視察ツアーをチェコ共和国にて開催

チェコスピリッツをテーマにした今回の視察ツアーは、これらの製品の日本での普及に向けた長年の取組みに結びつくものです。ツアーには、日本を代表するバーや輸入商社、酒類販売店の代表者等が参加しました。蒸溜所への訪問に加え、商品の試飲や生産者との会合、文化・食体験プログラムが用意され、カクテルでのチェコスピリッツの使用についてデモンストレーションもなされました。

2024年11月4日〜8日、チェコ産蒸留酒に焦点を当てたチェコ共和国への視察ツアー(チェコスピリッツ・トレードツアー)が実施されました。視察団は、日本を代表するバーからの代表者を中心に、輸入商社や飲食店、リカーショップの代表者によって構成されました。うち数名は九月に駐日チェコ共和国大使館にて開催されたスピリッツ・セミナーの参加者でもあり、そのセミナーでは、主にチェコ産フルーツブランデーやそれらのカクテルでの使用について取り上げたところです。今回の視察ツアーは、質の高いチェコスピリッツを日本に広める長期的取組みに連なるものであり、将来性のある日本のバー・シーンに働きかけることも目的としました。東京や大阪といった大都市に関して言えば、そのバー・シーンのスケールの大きさ及び影響力の高さは世界有数のレベルを誇ります。視察団の中には2024年の「アジア・ベストバー50」にも選出されている東京のバーからの代表者の姿もありました。今回のツアーでは、競争の激しい日本市場で他国製品が台頭している中、それらとは一線を画すチェコスピリッツの独自性及び特徴を取り上げることを目的とし、同時に、製品の背景として存在するボヘミア・モラヴィアの蒸留酒作りの伝統、文化、食習慣等を紹介することにも注力しました。

一行は五日間の行程の中でボヘミア及びモラヴィア地方のいくつかの蒸溜所を視察したほか、チェコ・スパークリングワインの大手生産者のもとにも訪れました。企業訪問に加え、専門的解説を付した試飲や生産者との会合の場も設けられました。また、日本の食品市場では製品の文化的背景も重要視されることを鑑み、視察団は南ボヘミア州にある湖城「ブラトナー城」やブルノ市の「トゥーゲントハット邸」といった当該スピリッツが生産されている地域の文化遺産にも足を運びました。ボヘミア、モラヴィア、民族誌上の地域であるワラキアでの食事体験や、時期が重なっていたことから聖マルチン祭の伝統にも触れ、伝統的なガチョウ料理や聖マルチン・ワイン(その年に収穫されたブドウから作られる最初のワイン)を楽しみました。

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