100名ほどのご来賓のみなさまに向けて、チェコ共和国大使館の経済担当官オンドジェイ・スヴォボダが開会の辞を述べ、ICT技術分野におけるチェコ共和国の役割の大きさだけでなく、この分野における南モラヴィアの大都市ブルノの重要性を強調しました。続いて、JIC（南モラヴィアイノベーションセンター）のイジー・トゥボラ氏が、この地域とオリゾンシステムズ社との協力関係、特にJICがオリゾンシステムズ社と地元のIT企業との「リエゾン」オフィスの役割を果たしている点を詳しく紹介しました。オリゾンシステムズと長年パートナー関係にあるProgress/Flowmonのパヴェル・ミナジーク氏は、大規模データネットワークにおける効率化を目的とした製品のイノヴェーションについて説明しました。GoodAccess社のイジー・フロマートカ氏は、同社と、従来の認証・認可ツールの範囲を超えた安全なアクセスにフォーカスしたソリューションの全体像を紹介しました。Axenta社のデニス・マレツ氏は、同社が中欧でどのようにSOC保守サービスを提供しているか、また日本の潜在的な顧客に対して今後何を提供しうるかという点について説明しました。

これらの講演に加え、オリゾンシステムズが日本市場での協働を検討しているチェコ企業5社（TNS、Phonexia、ARTIN、Alvao、Safetica）のソフトウェアを体験できる端末も用意されました。

セミナー後には、チェコの音楽が演奏される会場で、オリゾンシステムズの代表取締役菅健一氏が乾杯の音頭をとり、ネットワーキングの交流会が開かれました。