
JASIS2021にチェコのブースを出展しました
12.11.2021 / 02:22 | Aktualizováno: 12.11.2021 / 03:10
2021年11月8日から10日にかけて分析機器・科学機器の展示会JASISが幕張メッセで開催されました。新型コロナウィルス感染症の影響が続く中で開催された今年は、総出展社数は270社、会場には8000人を超える来場者が訪れました。
チェコ共和国大使館はインターナショナルオーガナイゼーションコーナーにブースを出展しました。ブースでは新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)とチェコ技術庁(TACR)のコファンド事業の2つの成功事例をご紹介したほか、チェコ大使館、チェコ共和国ビジネス投資事業開発庁(チェコインベスト)、チェコ技術庁などが提供するサービスについても展示しました。インターナショナルオーガナイゼーションコーナーにはチェコ大使館ブースの他に、アメリカ合衆国の州政府などが出展していました。
大使館ブースの他に、チェコ企業の製品や技術を紹介するブースがもう一つありました。Vytek社、SVCS Process Innovation社を始め、ステインズ株式会社、株式会社オプトピア、Wikilook社、Kolibrik社が同ブースに出展していました。来場者の目を引いたのはWikilook社が紹介したチェコのMerkur社の組み立てブロック玩具で、オットー・ヴィフテルレがこれを用いて最初のソフトコンタクトレンズの実験的製造をしたことで有名です。また、チェコのTESCAN社の展示は日本の代理店である株式会社東陽テクニカのブースで行われました。今回の展示会ではあいにくすべてのチェコ製品は展示できませんでしたが、出展企業の中にはチェコの製品を輸入している企業もいくつかありました。
チェコ大使館は本年2021年を「日本におけるチェコ科学・教育・イノベーション年」としており、ハイレベルな科学技術を紹介するこの展示会を支援しており、JASIS 2021の参加はこの一環です。