FOODEX JAPANはアジア最大の食品展示会であり、日本国内だけでなく、韓国、台湾、香港などの近隣諸国から専門家が来場します。今年は68カ国・地域から約3,000社が出展しました。競合社も多いなかチェコ共和国はナショナルパビリオンのもとに出展し、ワイン、フルーツスピリッツ、シリアル、ミューズリー、グルテンフリーやプロテイン製品、チョコレート菓子等を扱う企業8社が自社商品を展示しました。日本の輸入会社のみならず近隣諸国のディストリビューター各社も会期を通してチェコブースを訪れ、商談も行われました。また、農林水産省や、既存の重要なパートナーである輸入会社よりお見えになった代表の方々をチェコパビリオンにてお迎えしました。チェコからの出展者らは来場者から寄せられた専門的な関心に満足し、新たに獲得した人脈の重要さを強調しました。

チェコの製品はEUパビリオン内でも紹介され、同パビリオンでは、来場者に向けヨーロッパの食材と日本の食材を組み合わせたクッキングショーが数多く行われました。「魚介類と輸入ワイン」といった、日本の味と海外の味との組み合わせは今年の展示会テーマの一つでもあったのです。50年の節目を迎える次回のFOODEX JAPANは2025年3月9日〜12日に開催され、チェコ共和国もナショナルパビリオンの出展を予定しています。来年も再びこの権威ある国際展示会でチェコの製品が成功を収めると信じています。