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Photo: @ ZÚ Tokio
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水素閣僚会議にチェコ共和国が参加

2023年9月25日、日本の経済産業省(METI)と新産業技術・エネルギー資源開発機構(NEDO)が主催する水素閣僚会議が東京で開催されました。会議にはチェコ共和国も参加し、マルチン・クルチャル次期駐日チェコ大使がチェコの水素戦略の最新状況と実施について報告しました。

水素閣僚会議は、水素の利用促進、水素社会の構築、この分野の関係国間の相互協力の強化を目的として、日本側が2018年から毎年開催しています。日本は水素研究とその実用化において最も進んだ国の一つで、第6回水素大臣会合では、国際的な文脈も含め、水素技術の発展に日本が特別な関心を寄せていることが確認されました。

議論の中で、マルチン・クルチャル次期駐日チェコ大使は、「チェコ国家水素戦略2021」の実現と、「ローカルアイランド」、「グローバルブリッジ」、「新技術」の3つの段階における段階的な実施におけるアプローチの全面的な変更について説明しました。各段階において、研究、開発、製造、インフラ建設における緊密な国際協力が不可欠です。

ハイレベルの政策討議に加え、午前中のセッションでは、標準化と認証、資金調達、セキュリティに焦点を当てた、専門家と水素技術企業の代表による一連のワークショップが行われました。

採択された結論では、41カ国が国家水素戦略を策定し、さらに少なくとも10カ国が策定中であるなど、水素技術の応用が進展していることが指摘されました。また、クリーンな水素は、エネルギー安全保障とレジリエンスを確保すると同時に、気候変動目標を達成するための活動を強化する必要がある、現在の世界の困難なエネルギー状況に対する重要な解決策のひとつであることが挙げられました。閣僚および代表団は、規則および標準化の調和における技術協力および協調の重要性、ならびに水素プロジェクトへの資金アクセスを促進する必要性を確認しました。