
チェコ共和国副首相が水素閣僚会議2021に参加
05.10.2021 / 10:05 | Aktualizováno: 05.10.2021 / 10:24
2021年10月4日日本の経済産業省および国立研究開発法人新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)の主催で第4回水素閣僚会議がオンラインで開催されました。チェコからは副首相兼産業貿易省のカレル・ハヴリーチェク大臣がビデオメッセージを寄せ参加しました。
水素閣僚会議は、水素の利活用をグローバルな規模で推進し、関係各国が歩調を合わせ一層の連携を図る場として、日本主導のもと2018年に世界で初めて開催されました。日本は水素技術の研究、実証といった分野において世界トップレベルです。
副首相・産業貿易大臣のカレル・ハヴリーチェクは、自身のメッセージの中で今年採択されたチェコ共和国水素戦略について触れ、欧州連合と日本は脱炭素の目標を共有していること、ともに水素をクリーンなエネルギーとして活用すべく寄与していくことを述べました。また、水素技術の研究開発において国際的な協力・提携の必要性も強調しました。
閣僚セッションの他に、民間セッションにおいてエネルギー関連の企業や地方自治体の代表者の発表がありました。セッションは水素サプライチェーン、燃料電池モジュール、地域水素社会モデル、水電解のテーマに分かれていました。
チェコ大使館は本年2021年を「日本におけるチェコ科学・教育・イノベーション年」としており、科学技術分野におけるハイレベルな交流である水素閣僚会議への参加も支援しています。