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チェコ共和国と日本の国交樹立96周年

2016112日、国交樹立96周年―チェコ共和国と日本―

本日、2016年1月12日は、チェコ共和国と日本の国交樹立96周年にあたります。この国交樹立には、シベリアのチェコスロヴァキア軍団への支援が大きく関わっています。日本政府は、チェコスロヴァキア国民委員会がチェコスロヴァキア軍団に対し統治権を持っていることを承認し、東京を経由した、チェコスロヴァキア軍団の祖国への送還に協力しました。


 このような話題は、昨年に当大使館が行ったイベントに見て取れます。2015年12月には、チェコ国防大臣が来日し、第一次世界大戦終結直後の1919年、ロシアから祖国へ帰る途上で、祖国に帰れずに客死したチェコスロバキア軍団兵の墓碑の除幕式を府中墓地にて、行いました。また同時期に、チェコセンター東京にて、「チェコスロヴァキア軍団(1914年-1920年)とチェコスロヴァキア共和国の建国」展を開催いたしました。


 この96年間は、チェコ共和国にとって、第二次世界大戦、またその後のチェコ国におけるソヴィエト連邦の支配の続く期間としての特定の意味を持つ時期であります。この時期に、両国の関係が、一時的に弱体化したにもかかわらず、現在、高レベルな相互交流は両国関係において評価すべき点があり、更なる積極的な関係発展の可能性が大いにあります。東京のチェコ大使館が今後、国交樹立100周年に向けて、両国の相互関係において、成功と発展を収めることができるよう、一同、尽力させていただく所存でございます。


2016年1月12日

東京
トマーシュ・ドゥプ
大使