「V4+日本」セミナー:「EU・日本連結性パートナーシップの一環としての中・東欧における連結性」が開催
23.04.2021 / 03:23 | Aktualizováno: 23.04.2021 / 03:55
2021年4月21日 城西大学にて「V4+日本」セミナー:「EU・日本連結性パートナーシップの一環としての中・東欧における連結性」が開催されました。この一連のセミナーはV4(ヴィシェグラードグループ)、日本国外務省、城西大学が共同で開催しているものです。
セミナーの始めに、日本国外務省 宇都隆史外務副大臣、駐日ポーランド大使館パヴェウ・ミレフスキ大使、駐日欧州連合パトリシア・フロア特命全権大使による挨拶があり、V4各国によるプレゼンテーションが行われました。三海洋イニシアチブ、ポストコロナの中欧・日本におけるデジタル・コネクティビティの展望といったテーマが挙げられました。
チェコ共和国からはデジタリゼーション担当大臣のヴラヂミール・ジュリラが発表を行い、チェコ共和国におけるデジタリゼーション計画について話しました。チェコが近年行った法規制のステップも紹介しました。デジタルサービスにおける法案とその特異性についても強調しました。国民が国の機関とデジタルコミュニケーションを取るための権利です。その他に、チェコはBank IDといった銀行ID認証サービスをいち早く導入した国の一つであることを説明しました。次に、5Gネットワークについて触れ、ポストコロナへの転換期においてテレコミュニケーションが重要であるだけでなく、サイバーセキュリティの観点からも明確でオープンな情報公開が必要であることを述べました。
最後に、セミナー触れられたようなテーマや、チェコの知見の共有において、日本側から今後協力していきたい旨が述べられました。
当セミナーの詳細は外務省HPからもご確認いただけます。
チェコ共和国はイノベーション戦略を策定し、「未来に向けた国家」を目指しています。今年は駐日チェコ大使館の発案で「日本におけるチェコ科学・教育・イノベーション年」を掲げており、このセミナーで行われたプレゼンテーションもその一環と言えるでしょう。