広島市と長崎市の2025年平和記念式典に参列
11.08.2025 / 02:00 | Aktualizováno: 11.08.2025 / 01:59
今年、広島市と長崎市は原爆投下から80年を迎えました。
2025年8月6日、駐日チェコ共和国大使マルチン・クルチャルは、石破茂首相の出席のもと広島市で開催された原爆投下80周年の平和記念式典に参列しました。式典では、他の参列者の皆さまとともに、この歴史的な悲劇により犠牲となった人々に追悼の意を表しました。
80年前、広島に原子爆弾「リトル・ボーイ」が投下されました。爆心地から160mの距離に位置し、原爆ドームとして知られる建物は、1915年にチェコ人建築家ヤン・レツルが設計、建築したもので、当時は広島県の産業奨励館として使われていました。原爆ドームは1996年に負の遺産としてUNESCOの世界遺産に登録されています。
その後、駐日チェコ共和国大使館次席公使のトマーシュ・カーラは、2025年8月9日に長崎市で行われた平和記念式典に出席しました。長崎は広島に続いて1945年に原爆が投下された二番目の都市です。2002年には国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館が完成し、原爆によって命を落とした人々を偲び、永遠の平和を祈るために多くの人が訪れています。