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Photo: Jakub Sůva
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イヴァン・バルトシュ副首相(デジタル化担当)兼地域開発大臣の訪日

2023年6月11日から14日にかけて、イヴァン・バルトシュ副首相(デジタル化担当)兼地域開発大臣率いるチェコ共和国代表団が日本を訪問しました。代表団はテーマ別に2つのグループ(政治とビジネス)に分かれ、訪問の中で適宜合同プログラムを交えながらそれぞれのプログラムを構成しました。

イヴァン・バルトシュ副首相(デジタル化担当)兼地域開発大臣の今回の訪問の主な目的は、デジタル化と地域開発の2つの分野における二国間協力の新たな可能性を開くことでした。デジタル化分野では、AI を含む幅広い企業の最新テクノロジーを利用し、ゲームや e スポーツ分野での協力を確立すること、そして地域開発の枠組みの中では、観光支援や東京-プラハ間の航空路線の開設などにおける協力の確立についてです。過密な訪日スケジュールの中でも最も重要なプログラムは、カウンターパートである河野太郎デジタル担当大臣、そして岡田直樹地方創生、クールジャパン戦略、国際博覧会担当大臣との会談、そして衆議院の地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会メンバーとの会合でした。

副首相率いる代表団には、企業や大学の代表者約30名も含まれており、チェコ産業連盟のミレナ・ヤブールコヴァー副会長を団長とするビジネス代表団(ICT関連分野、具体的には量子技術、AI、クラウドソリューション、ゲーム業界)および、アカデミア代表団(チェコ国内の大学代表者  例:カレル大学、プラハチェコ工科大学、ブルノ工科大学、マサリク大学)から構成されていました。チェコのゲームディベロッパー協会(GDA CZ)と日本の一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)の間で、ゲーム開発分野における協力に関する文書が意思表明書という形で合意されたことは意義あることです。

チェコ共和国と日本の戦略的パートナーシップに向けた共同声明への署名に基づく、両国間の戦略的パートナーシップ20周年の節目に副首相が訪日したことは、チェコと日本の関係において非常に重要なことでした。