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Photo: Velvyslanectví ČR v Tokiu/Embassy of Czech Republic in Tokyo
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大使が福岡と長崎を訪問 福岡国際マラソンにて最優秀日本人選手へチェコクリスタルガラスの友好杯を授与

2025年12月7日~9日にマルチン・クルチャル駐日チェコ共和国大使は福岡県と長崎県を訪問しました。自治体のトップの皆様とお会いしたほか、m福岡国際マラソンにて、最優秀日本人選手にチェコクリスタルガラスの友好杯を授与しました。

初日は福岡国際マラソンの機会に服部誠太郎福岡県知事とお会いし、自治体を通じてのチェコ・日本間関係構築の支援について意見を交換しました。その後、服部知事と共に福岡国際マラソンの表彰式に出席しました。福岡国際マラソンは日本で三番目に歴史のあるマラソン大会といわれ、世界陸連からは「ゴールドレベル大会」にも認定されています。

駐日チェコ共和国大使館はすでに1970年より、本大会の最優秀日本人選手に対して「チェコ大使賞」としてチェコクリスタルガラスカップを授与しています。この伝統は、本大会に1957年~1962年にかけて6回出場し、1961年には優勝も果たした、伝説のチェコ人選手パヴェル・カントレク氏を称えて始まったものです。

今年の大会では、2時間07分56秒というタイムで日本人第一位、全体で第二位に輝いた西山雄介選手に対してマルチン・クルチャル大使より友好杯が授与されました。大会全体の優勝はエチオピア出身のバイエリン・イエグゾー選手が2時間07分51秒というタイムで勝ち取りました。

12月8日(月)は長崎を訪問しました。平和公園で供花をし、原爆で被爆した犠牲者の皆様に哀悼の意を表しました。平和公園には彫刻家ヤン・ハーナによって制作され、1980年にチェコスロヴァキアから寄贈された「人生の喜び」像も展示されています。この像は、太陽に向かって子供を持ち上げる母親を象徴しており、今日でも希望と活力の強いメッセージとして受け止められています。その後、原爆資料館を見学し、芳名録に記帳しました。

長崎訪問は未来と科学についての意見交換で締めくくられました。大使は鈴木史朗長崎市長と面会した後、長崎大学の核兵器廃絶研究センター(RECNA)を訪問し、吉田文彦センター長、河合公明副センター長、そしてラドミール・コンペル准教授らとお会いしました。RECNAでは核兵器廃絶に向けた今後の取り組みについて意見交換を行いました。その後、三菱重工総合研究所の長崎カーボンニュートラルパークを訪れた大使は、アンモニア燃焼、水素製造、CO2回収に関する最新技術について学びました。

 

ギャラリー


Ambassador’s Visit to Fukuoka and Nagasaki Prefectures 2025