チェコ大使による福岡県訪問
24.11.2019 / 09:31 | Aktualizováno: 14.01.2020 / 01:11
2019年11月24日から26日にかけて、福岡日本チェコ友好協会の会員および市と県の代表者らと面会するため、チェコ共和国大使が福岡県を訪問しました。初日には大相撲千秋楽九州場所の閉会式にて、チェコのモーゼル社製の優勝杯を優勝した力士に授与しました。
大使を迎えての歓迎会には、ほぼ60年に渡って商業、文化、教育、スポーツなどの分野における日チェコ関係の発展に尽力してきた、約30名の福岡日本チェコ友好協会会員が参加しました。会員の多くがチェコ共和国に留学したり滞在した経験を持ち、今日に至るまでチェコ人の同僚やビジネスパートナーらと密な関係を維持しています。歓迎会に先立ちクラシック音楽のミニコンサートが行われましたが、そこではチェコ人作曲家による作品も演奏されました。冒頭挨拶を行った田添一正会長は、挨拶に続き、協会の歴史や活動、日本とチェコが外交関係樹立から100周年の節目を迎える来年の予定などについても話題に取り上げました。
今回の福岡訪問でチェコ大使は、九州大学の若山正人副学長、大曲昭恵福岡県副知事、そして福岡商工会議所の藤永憲一会頭と面会しました。また、中村英一福岡市副市長およびブライトキッズガーデンのトマーシュ・ベック園長との面会も行われました。福岡県小倉市のインターナショナルスクールであるブライトキッズガーデンでは、課外授業の一環として週に一度チェコ語が学ばれています。これらの面会では、教育、交換留学、福岡でスタートアップが盛んなことから同市とチェコとの経済商業関係の締結の可能性などについて議論されました。