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チェコ外務省、インド太平洋ハイレベル対話でEU理事会議長国としての優先事項の一つを提示
15.06.2022 / 15:08 | Aktualizováno: 16.06.2022 / 10:37
2022年6月13日から14日にかけて、ヤン・リパフスキー外務大臣の招待のもと、プラハのチェルニーン宮殿にて、インド太平洋ハイレベル対話が開催されました。次期EU理事会議長国であるチェコの最初の外交政策イベントとなったこのハイレベル対話には、4大陸50カ国以上から170人以上が参加しました。また、日本、米国、カナダ、英国、NATOの政治関係者も参加しました。
ハイレベル対話のテーマとして、経済安全保障にも焦点が当てられました。チェコのヨゼフ・スィーケラ産業貿易大臣と日本の大野敬太郎内閣府副大臣(経済安全保障担当)は、インド太平洋地域のパートナーとの自由貿易協定の早期締結が経済安全保障の強化に貢献すると強調しました。また、個別に行われた二国間協議では、喫緊の課題に対する両国の対応について話し合われました。大野副大臣は、先端技術開発や重要インフラ保護などの分野で経済安全保障を強化することを目的として新しく成立した経済安全保障推進法について説明しました。