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Photo: Velvyslanectví ČR v Tokiu / Embassy of the Czech Republic in Tokyo
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広島と長崎の2023年原爆の日

今年、広島と長崎は原爆投下から78年を迎えました。

マルチン・トムチョ駐日チェコ共和国大使は、2023年8月6日に広島市で行われた平和記念式典に参列しました。記念式典には岸田文雄首相も参列され、挨拶を述べられました。大使は他の参列者と共に、歴史的な悲劇により犠牲となった人々に追悼の意を表しました。

78年前、広島に原子爆弾「リトル・ボーイ」が投下されました。爆心地から160mの距離に位置し、原爆ドームとして知られる建物は、1915年にチェコ人建築家ヤン・レツルが設計、建築したもので、当時は広島県の産業奨励館として使われていました。原爆ドームは1996年に負の遺産としてUNESCOの世界遺産に登録されています。

広島の原爆ドーム

広島の原爆ドーム

広島訪問に際し、トムチョ大使はルカーシュ・ズィーハ領事と共に広島修道大学を訪問し、林正夫修道学園理事長や竹井光子修道大学副学長らと面会しました。この機会に、広島修道大学に設置されている、ヴァーツラフ・ハヴェル大統領の思想や行動に着想を得た芸術作品「ハヴェルのベンチ」を訪れ、2021年12月7日に行われた除幕式を思い起こしました。

大学訪問の様子は広島修道大学ホームページでご覧いただけます。

8月9日に行われた長崎の平和記念式典は、台風6号接近の影響で規模が大幅に縮小されたため、大使は参列いたしませんでした。

長崎は広島に続いて1945年に原爆が投下された二番目の都市です。2002年には国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館が完成し、原爆によって命を落とした人々を偲び、永遠の平和を祈るために多くの人が訪れています。