
欧州連合の科学技術担当官が沖縄科学技術大学院大学を訪問
28.03.2023 / 11:10 | Aktualizováno: 29.03.2023 / 11:16
欧州連合加盟国の科学技術担当官および駐日欧州連合代表部の代表者が日本有数の研究機関である沖縄科学技術大学院大学を訪問しました。チェコ大使館からはオンドジェイ・スヴォボダ経済担当官が参加しました。
代表団一行は1日の訪問で沖縄科学技術大学院大学の代表者と面会し、国際的な科学技術分野における協力について意見交換をしました。欧州連合(EU)にて2021年から新たに始まった研究・イノベーション枠組みプログラム「ホライゾン・ヨーロッパ」に日本が参加することの重要性を確認しました。沖縄の経済発展に寄与する同大学の技術移転やスタートアップの発展などの取り組みについて紹介を受けました。
訪問中には、レーザー技術、台風のシミュレーション・調査、海洋エコシステムへの地球温暖化の影響などの研究を行っている研究室などを訪れました。
各国の科学技術への取り組みについてプレゼンテーションを行う機会もあり、オンドジェイ・スヴォボダ経済担当官はチェコの研究インフラやチェコと日本の二国間の研究協力をご紹介しました。「V4+日本」、「EIG Concert – Japan」の枠組みや近年採択されたチェコ技術庁(TA CR)と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成による共同研究事業について触れました。
訪問の最後には同大学で研究を行っているチェコ人研究者と面会し、意見交換を行いました。