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Photo: © Polish Embassy in Tokyo
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チェコ、ハンガリー、ポーランド NATO加盟25周年記念レセプション

2024年3月14日、駐日ポーランド共和国大使館において、チェコ、ハンガリー、ポーランドの北大西洋条約機構(NATO)加盟25周年を祝う記念レセプションを三カ国の駐日大使館が共同開催しました。

1999年3月12日、三カ国は世界で最も重要な安全保障同盟に公式加盟し、欧州の安定と安全保障を強化しました。

公式の部は、三カ国の駐日大使によるスピーチが行われた後、ラーム・エマニュエル駐日米国大使が登壇しました。続いて尾崎 義典 防衛省情報本部長・空将より乾杯の音頭を頂戴しました。

登壇者はいずれも、同盟が欧州の安全保障において果たす必要不可欠な役割、安全保障の確保、集団防衛システム、加盟国間はもちろん日本を含むパートナー諸国との連携・協力枠組みしての重要性を強調しました。今日NATOは、東ヨーロッパにおける現状を踏まえ、これまで以上にその重要性を増しています。三カ国大使はそれぞれ、NATO加盟に至る、また加盟国としての歩みについて述べ、欧州大西洋およびアジア太平洋における安全保障情勢の連動性について力説しました。マルチン・クルチャル駐日チェコ共和国大使は「欧州大西洋とアジア太平洋は相互に連動しており、安全保障上の課題を個別に独立して対処することはできません。インド太平洋地域の4カ国、つまり日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドとのNATOパートナーシップは私たちにとって非常に重要です。NATOは、これらパートナー国がルールに基づく国際秩序を守り、ウクライナや核不拡散を支援する上で果たす役割を高く評価しています。そして、この困難な時代において、私たちはより一層緊密に協力することが不可欠となっています。」と述べました。オルネル=バーリン・アンナ駐日ハンガリー大使は 「この試練の時期に、NATOとその加盟国にとっては防衛同盟を維持しながら、団結と団結の精神を維持することこそが特に大事である。」と述べ、ワシントンで近く開催されるNATO首脳会議について「団結と決意の明確なメッセージを送ることになるだろう」と期待を込めました。さらに、パヴェウ・ミレフスキ駐日ポーランド共和国大使の「もし我々の地域が北大西洋条約機構に加盟していなければ、今日の中東欧地域は全く別の姿になっていたかも知れません。」という言葉に、会場全体が同意に包まれました。

記念レセプションには三宅伸吾 防衛大臣政務官をはじめ、多くの来賓にご参加いただきました。公式の部終了後はチェコ、ハンガリー、ポーランドの伝統料理が振舞われました。

駐日ポーランド大使館のニュースリリースはこちら